「いいんだよ。料理は趣味でもやれるから。俺はそれよりやりたい事を見つけたんだ」
…そう、自分の夢を簡単に捨てれるほどやりたい事を
「…そうか、そこまで言うならわかったよ。それで、今のお前の成績なら志望する大学はどこも問題ない。だからって気抜くなよー。ったく、山下は顔も良くて頭もいいなんて。一つくらい欠点があってもいいのになぁ…
「うるせーよ、帰るからな」
全く、俺の顔見ちゃ一言余計な事
言いやがって
ガラっ
教室のドアを開けると胡桃が背を向けて立っている
俺の席で何やってんだ?
「…何してんだよ」
「………アツ、これ何?」
………?
胡桃のいる所まで行くと何かを
抱えているみたいだ

