あたしの好きな人は…


イヤ、行かないで…
期待させただけ?
 
手を伸ばしたけど…
先輩には届かなくて、、、
 
また、あたしを置いて彼女の
元へ行ってしまった
 
 
床にうなだれる様にして膝を
着いたあたしを先生が支えてイスに座らせた
 
バカだ、あたし
嬉しくて、つい先輩はあたしの
元へ戻って来てくれたんだって期待した
けど、何も意味の無いもの…
 
 
あたしが泣いてる間、先生は何も聞かずずっと背中を摩ってくれた
 
 
 
 
 
「ありがとうございました、先生。それとお見苦しいところをお見せしちゃって…。失礼します」
 
ひとしきり泣いて、落ち着いたので教室に戻ろうとした時
 
「待って、間宮さん」
 
先生に呼び止められた
 
「はい」
 
「今はあなたにとって、スゴく辛い時だと思う。けど、恋愛ってね泣いた分だけ大きく成長できるの。だからってしょげてばかりはダメよ。泣いた分、思いっきり笑顔でいなさい。そうすれば必ずいい恋愛ができるから」
 
あたしはにっこり笑って深々と
お辞儀をした