「…もしかして教えてほしいの?」
「え!!…教えれるんですか?」
「…たぶん」
あぁ~、この様子だと余裕なんじゃなくて諦めてるのか…
まだ1週間あるんだから諦めるのはまだ早いんじゃ…
一人で考え込んでる間に
エスパーは、あたしの教科書とにらめっこし、ひと言
「よし…。わかった」
…え?何ですと?
「ここはね、…この公式を
当てはめると…」
「すごいっ!!答えが合ってる」
「そりゃそうでしょ。…何でこんな簡単なものがわからないかな…」
「…次はこの問題を
…お願いします」
エスパーに教えてもらうこと
1時間…
「すごい、すごい!
エスパーさん、教えるの上手すぎです」