「これ、相当な力でやらないと付かない痕だよ。無理やり取られたんでしょ。もしかして、遅れてきたのはトイレで何かあったから?」
「………」
水沢くんの言った事が当たりすぎててあたしは何も言えない
「間宮さんさ、何でも一人で解決できると思ったら大間違いだよ。時には誰かを頼る事も必要。現に、山下先輩とその彼女絡みだとしたら一人で太刀打ちできるの?」
「…瞬殺です」
「そうでしょ。
なら何があったか話して」
あたしはさっきの出来事を
水沢くんに話した
それを静かに聞く彼は頷きながら
「委員会終わったら二人で取り返しに行こう」
「…ありがとう」
正直、一人じゃ返してもらえるか不安だった
ここは素直に水沢くんに甘えよう
それにしても…あの敦郎先輩に
物怖じしないで言い返せるなんてすごいなぁ

