…どうしよう
どうやって返してもらおう
あの人が行きそうな所なんて
知らないし…
そう思いながら教室に入ると委員会はもう始まっていて敦郎先輩が教壇に立って何やら説明をしていた
「…遅いぞ、間宮」
あたしは自分の呼ばれ方が『要』から『間宮』に変わった事にも気付かずフラフラと水沢くんの隣に座る
「遅いトイレだったね」
「…あ、うん」
そう言えば、彼氏待ちって言ってた
てことは委員会が終わって敦郎先輩に付いていけばあの人に会える
そこで返してもらうしかない…
「ちょっと、間宮さん。
どうしたのその首」
首?
「…え?」
「首元に細い痕が付いてる」
水沢くんがあたしの首元に手を
添えて見ていると…

