女の子達の話に割って入ったのは
何と水沢くん
「えぇー、そうかなぁ」
「山下先輩の顔を見てみなよ。
ちっとも嬉しそうじゃないよ。
お前らの目、ふし穴なんじゃね?」
「何だってー、水沢ー」
チラッと水沢くんを見ると
目が合った
…もしかして気使ってくれた?
「水沢、優しいとこあるね」
「…うん」
「今日も委員会あるんでしょ?
平気?」
「目も合わせてくれないのはツライけど、彼女はいないし大丈夫だよ」
「そうだよね、彼女まで一緒だったらやれないよね。あたしならすぐ辞めちゃう」
「あはは、亜子なら本当に辞めそう」
うん、彼女がいない分まだ頑張れる
先輩からもらったネックレスを
握りしめてそう思った
「それ、つけてるんだ」
亜子が指指す先はネックレス
「うん。先輩が誕生日に買ってくれたものだから」

