あたし達は恵介のクラスまで行き中を覗くと机に突っ伏して寝ている恵介を発見
 
「「恵介ー!!」」
 
ダルそうに起きながらこちらを見る
 
「…何だよ、また二人して」
 
「今朝どこに行ってたの?あたしも早く来たから課題手伝ってあげようと思ったのにいなかったじゃん」
 
「…別にいいだろ、どこだって。それより何?」
 
「あ、屋上の幽霊ね、カギ持ってたの。だから幽霊じゃなかったんだよ」
 
「昨日、要、幽霊が怖いって恵介ん家泊まったでしょ?迷惑かけたお詫びに報告に来たの」
 
「あそ…。幽霊じゃないなんて
普通に考えればわかるだろ」