結局3人で降りて行き、リビングに入ると大っきなテーブルに沢山の料理が並んでいる
「わぁ、おいしそう」
目をキラキラさせて言うと
「敦郎の彼女が来てるって
お母さんに話したら張り切っちゃってね」
お姉さんはごめんねと言わんばかりな感じ
…彼女なんて
…そうなれたらいいなとは思うけど
席に案内されて座るとちょうど
敦郎先輩のお父さんとお母さんが来た
あたしは慌てて立ち上がり挨拶をしようとしたらお母さんが
「要ちゃんでしょ?敦郎の母です。こっちはお父さん。堅苦しい挨拶は無しにしましょ。敦郎がお世話になってるみたいで、この子無口だから一緒にいてもつまんないでしょ」
はははと笑いながら言えば
「…姉貴と同じ事言ってんなよ。それより二人して抜けて店いいのか?」
「佐川君に任せてあるからいいんだよ。要ちゃん、よく来てくれたね。敦郎は何考えてるかわかんないとこもあるけど、これからも仲良くしてやってくれ」
「…おい、親父まで」

