あたしの好きな人は…


どうしよう…ドキドキする…
 
あたしはキュッと目を瞑った
 
先輩とのキスまで…3cm
 
…2cm
 
…1cm
 
 
バタンっ
 
「要ちゃん、晩ご飯出来たよ」
 
勢いよくドアが開いて立っていたのはお姉さん
 
あたしは恥ずかしくて顔を手で覆い、先輩は
 
「…邪魔すんなよバカ美香。
空気読めっ」
 
暴言を吐く
 
 
初めて来た人の家で何やってるの、あたしは…しかも未遂とは言えお姉さんに見られるなんて…
 
恥ずかしすぎる…
 
「敦郎…、あんた誰に物言ってんの」
 
「…うるせー。要、下行くぞ」
 
「こら、あたしを無視するんじゃない。要ちゃんはあたしと行くの。さ、下に行こう」