「立ってないで座れば」
「はい」
あたしはソファに、先輩はベッドに腰を下ろした
「…で、何があった?」
…そうだ、恵介に先輩との事で
バカにされてキスされそうになったんだ
「実は…」
あたしは恵介との関係とさっきまでのことを話した
「要は何で突き飛ばしたの?」
「だって、恵介には千花ちゃんがいるし、それに…」
あたしにも好きな人がいる…
「彼女がいなかったら、そのまましてたんだ…」
「違う…。千花ちゃんがいなくても恵介とはキスできない」
ファーストキスは好きな人としたい…
敦郎先輩はあたしの隣に座り直すと
「…俺が相手でも突き飛ばす?」
そう言いながら
近づいてくる先輩の顔…
敦郎先輩なら突き飛ばしたりしない…

