あたしの好きな人は…


「あ、恵介。どうしたの?」
 
「…お前どこ行ってたんだよ。
鼻血出したって聞いたから心配して電話したのに繋がんねーし」
 
「ケータイ壊れたから新しいの
買いに…。それにしてもそんな事で待ってたの?」
 
「…悪いかよ。暑い中待ってたんだから何か飲ませろ」
 
「恵介ん家そこなんだから帰ればいいでしょ」
 
「…俺はお前を心配して待ってたんだぞ」
 
「わかったよ、ありがとう」
 
恵介を家に招き入れ、あたしは持っていたケータイをテーブルに置いた
 
カタン
 
「お茶ココに置いとくからね。
あたし着替えてくる」