あたしの好きな人は…


あたしは感心しまくりだったけど、周りの子達は敦郎先輩が決める度に黄色い悲鳴をあげていた
 
「アツ、ムキになってるね。
これに勝ったら次俺らが当たるのは2ー6だからさ」
 
「2ー6って…」
 
「間宮に顔面アタックを
決めたとこ。
また面白いもんが見れるよ」
 
「そーいう桜井先輩は出ないんですか?」
 
「俺はスポーツで汗を流すのは嫌いなの。違う運動でなら喜んでやるけどね。何なら間宮、俺と試してみる?」
 
「…海里、お前俺にケンカ売ってんのか?」
 
「わっ、敦郎先輩」
 
いきなりの出現にビックリしていると、敦郎先輩は桜井先輩の胸ぐらを掴んで今にも殴りかかりそうな勢い
 
「冗談だよ。なぁ、間宮」
 
「…違う運動を試してみないかって言われました」
 
それを聞いて益々敦郎先輩の
怒りが頂点に
 
「…本気で殴るぞ」