「はぁはぁ…。海里、
お前何してんだよ」
あたしと握手しているのは
コートにいたはずの敦郎先輩
「俺はただ間宮要にお近付きの
印をと思って握手をね…」
「…お前が近付く事もないし、
握手も必要ない。…要もこんなの
無視してていいから」
そう言ってそそくさとコートに
戻って行く
すると隣から
「ぷーっ。あんなに必死になる
アツ初めて見た」
あたしがキョトンとしていると
亜子が
「必死ってどう言うことですか?」
「そのままの意味だよ。それに、アツが球技大会に参加したのも
初めてなんだよ」
「…初めて?3年生なのにですか?」

