僕の所属する探偵部には、あと二人部員がいるんだけど…おいおい説明しよう。



「お茶はいったよ。」

「ありがとうございます」

『頂きます。』



部長は、お茶を淹れるのが趣味らしく、部室に電気ケトルや、茶葉を常備している。
他にも、本や、パソコンなどの私物もたくさんある。

僕、京岡 夏(きょうおかなつ)も、本を読むのが好きなので、やることがないひなどは、よく拝借してる。



「あ、そうだ、倉内桜子さんの事件。」

「なんかわかったん?」

「いえ、でも、夏は昨日早く帰っちゃったから話しとこうかなって。」