生まれ変わった僕は君の妹になった

ガラッ



「あ、あーちゃんセンセー!
今日も来てくれたんスね!」



病室のドアを開けると
元気そうな松崎くんが笑顔で
出迎えてくれた。



「ほんと来てくれてありがたいっス。
利き腕が使えないのって相当不便で。
本読んだり字を書くのも面倒だから
センセーが来てくれるとたくさん話せて
本当に楽しいんですよ」



本人は軽く言っているけれど
病室のベッドで寝たきりの生活は
今まで運動していた彼にとって
どれほど辛いことなのか想像出来ない。
せめて少しでも力になって
あげることが出来ればいいのだけれど。