生まれ変わった僕は君の妹になった

ガタタンッガタタンッ



あおいと電車に乗るのはあのとき以来。
あのときの変な雰囲気
思い出してないかなあと心配になって
隣のあおいをちらりと見てみたけれど
外の景色を観るのに夢中そうだ。



ふう、よかった。



プシューッ



一駅しかないからあっという間。
たくさんの降りる人波に沿って
私たちも電車を降りた。



「相変わらず広いなー!」
「近くにこんなところがあって
本当便利よね」



大人びているあおいが
中学生らしい感想を言うと
可愛さが倍増して見える。



「さ、目当てのとこに行こうか!」



あおいが私の手を引いて微笑んだ。