生まれ変わった僕は君の妹になった

相当焦って打ったのだろう。
誤字をするなんて普段のあかりでは
あり得ない。
きっとしょうがないことなのだろうと
頭ではわかりつつも
俺はショックを隠しきれなかった。



「どうかしたの」



さすがのダル男も気づいたらしい。
俺が返事をする前に
またしてもダルそうに腰を上げると
何故かカウンターの中に入った。



「あんた、アレルギーある?」
「え?」
「だから、アレルギー。
きこえなかったのか?」



突然のダル男の言葉を不審に思いつつも
特にないですと答えた。



「じゃーこれやる」



そう言ってダル男は俺の前にずいっと
今まで見たことのないような
山盛りのジェラートを差し出してきた。