生まれ変わった僕は君の妹になった

「立ち話もなんだから奥入る?
ここ、うちだし」



どうやらこの店はモテ男の家らしい。
だから中学生なのに店頭にいたのか。
これで合点がいった。



「ええ、いいの?」



滲み出る嬉しさをかくせていないミオが
早くも奥へとからだを向ける。



「島野さんも来ない?」



立ち止まっている俺に
佐々くんが声をかけてくれた。
抜かりないな、さすがモテ男。



「俺今日長居出来ないからさ。
また今度来たときにでも。
今度はジェラート食べにくる」



ここで上がってしまったら
絶対長居のパターンだ。
今日はあかりとの約束の日だし。
すると佐々くんはぱあっと
嬉しそうな顔をして



「わあ、是非!
じゃあまた来てね!」



と言った。