生まれ変わった僕は君の妹になった

はいっと大きく頷こうとしたところで
ミオは動きを止めた。



「何、違うの」



ダル男が本当にダルそうだ。
えっと、とミオが言う。



「私は知ってるんですけど…
佐々くんは私のこと知らないと
思います、あ、でも、同じ学校で
隣のクラスなので顔くらいは
見たことあるかもしれないけど…」



それをきいたダル男は
ぷっと吹き出した。



「あ、決してストーカーとかじゃ
ないんです!!!」



さらに続けるミオにダル男はまた
吹き出しながらミオを手で制した。



「別に知り合いでいいだろ。
あんたみたいなバカ正直初めて見た。
今奥にいるから呼んでくる」