生まれ変わった僕は君の妹になった

顔だけ取り繕ってみたけれど
苦笑いにしかならない。
けれどミオは全く気にしないようで
なんとダル男に近づいていった。



「あのー。
ここに佐々くんって男のコいませんか」



は!?



なんだこの娘っこ。
同い年として生活してるはずなのに
長く世間を見ている俺と
こんなに感覚違うのか!?
そして俺は佐々くんどーでもいーから
早くジェラートが食べたい!



そんな俺を無視したミオに
ダル男が本から目を移した。



「…あんた、郁也の知り合い?」



イクヤというのがなんなのか
一瞬わからなかったけれど
すぐに佐々くんの名前なんだと悟った。