「彼氏?あはは、いないよそんなの」
小学校に入りたての頃、
覚えたばかりの言葉を
使いたがるふりをして
あかりに尋ねたことがある。
質問をきいたあかりは
幼い俺からそんな言葉が出るとは
思っていなかったのか
目を丸くしたけれど
すぐに笑ってそう言った。
「中学生のときに
だいすきなひとが彼氏だったよ。
だけど、それだけ。
そのひとのことが忘れられなくて、
それからはずっと彼氏ナシ」
昔を振り返ってみれば、
俺が初めてあかりと出会った
幼稚園年長組のときからあかりは
絶対に男子の恋愛の中心にいた。
小学校に入りたての頃、
覚えたばかりの言葉を
使いたがるふりをして
あかりに尋ねたことがある。
質問をきいたあかりは
幼い俺からそんな言葉が出るとは
思っていなかったのか
目を丸くしたけれど
すぐに笑ってそう言った。
「中学生のときに
だいすきなひとが彼氏だったよ。
だけど、それだけ。
そのひとのことが忘れられなくて、
それからはずっと彼氏ナシ」
昔を振り返ってみれば、
俺が初めてあかりと出会った
幼稚園年長組のときからあかりは
絶対に男子の恋愛の中心にいた。


