生まれ変わった僕は君の妹になった

あかりはきっかり15分後に
まだ幼さの残る顔に
少しだけメイクをのせて、
一張羅だというワンピースを着て
俺の前に現れた。



「あかりばっかりそんなキメて、
俺、恥ずかしいんだけど」



いつもよりもっと可愛くなったあかりを
直視出来なくて、
言い訳のようにそう言って
自分の服に視線を落とした。



「何言ってるの。
銀河は同い年に見えないくらい
いつも大人っぽくておしゃれだもん。
普段見劣りしているのは私で、
ようやく今並べるくらいよ」



そう言って微笑むあかり。



嘘つけ。



本当に俺が大人だったら
今も照れ隠しなんかしないで
まず可愛いって抱きしめた。