生まれ変わった僕は君の妹になった

「だめ、かな…」



まだ何も言っていないのに
すでにしょげかえっているあかりは
可愛くておもしろい。



「なんで今日はそんなに控えめなの。
別にいいよ。
おもしろそーじゃん、俺も行きたい!
じゃ、今から行こ」



喜ぶより早く驚きの表情のあかりは
その表情のまま、
えっと小さく声をあげた。



「今から!?」



「そうそう、今から!」



彼女にとっては意外な展開だったのか、
あわあわし出すと
着替えてくると俺の元を飛び出した。



「15分ちょうだい!着替えてくる!!」



ひどく慌てて、
だけどとっても嬉しそうに、
そう言って急ぐあかりが
愛しくてたまらなかった。