生まれ変わった僕は君の妹になった

「生徒さんへのものと同じで良いの?
もし良ければどんな方が言ってもらえれば
それをベースにアレンジしますよ」



確かに、松崎くんにあげていたものを
大河さんも見ているわけだし
全部覚えていることはないだろうけれど
なんとなくのイメージが
頭に残っていてもおかしくはない。
ここはおばさんにお願いしようかな。



「それじゃあ、お願いします。
あげるのはこの間までお花を渡していた
生徒のいとこのお兄さんなんですけど」



言ってから思う。
私、大河さんのことをよく知らない。
なんて伝えれば良いのかしら。
必死に大河さんのことを思い浮かべるも
優しそう、とかしっかりしてそう、とか
ありきたりなことしか思い浮かばない。