生まれ変わった僕は君の妹になった

「いいのよそんなことは。
あおいが食べてくれなきゃ
たくさん余っちゃったわ」



また少し慌てるあおいが可愛くて
思わず笑ってしまった。



家族なのに、あおいはこうしてたまに
私に遠慮することがある。
年が離れているからなのか、
そんなこと気にしなくてもいいのに。



私は職場の移動で、
あおいは私立中学に合格して、
実家を離れてふたりで暮らし始めた。
両親とは年に3回会う程度。



たったふたりきりなんだから
もう少し心を開いてくれていいのに。