生まれ変わった僕は君の妹になった

病院まで手ぶらで行くのもあれだから
ベタだけれど病院に行くまでの
大通りにあるお花屋さんで
お花を買うことにした。



面会時間ぎりぎり、急がなきゃ。



松崎くんと別れてから
足早にお花屋さんへと向かう。
こういうとき、
車があれば便利と思うけれど
ペーパードライバーが
今さら運転し始めるのもこわいし
何より車本体、駐車場、保険、
ガソリン等々の料金のことを考えると
毎度欲が収まる。



「いらっしゃいませ
…あら、お久しぶりね」



少し汗をかきながら
お花屋さんに着くと店員のおばさんが
笑顔で迎え入れてくれた。