生まれ変わった僕は君の妹になった

「なーんかあおいちゃん
女のコっぽくなったよね」



掃除の時間。
ミオが雑巾を絞りながら言った。



「え」
「前はさ、ボーイッシュな感じ。
ほんっとボーイッシュ。
男のコが女のコになってるのかって
くらい趣味も話し方も男のコ寄り。
けど最近はなんか違うんだよねえ」



雑巾臭くなった手がいやなのか
ミオは手を嗅ぐと顔をしかめて
石鹸で三度も手を洗った。



「そんなことないよ」



やっと落ち着いたミオに笑いかける。



「そんなことあるよ!
ウチ、あおいちゃんのこと見てるもん」



ムキになって少し頬を膨らませるミオを
少しからかってみる。



「またまたあ、
最近はずっと佐々くんに
夢中だったくせに」