生まれ変わった僕は君の妹になった

「一体何なんだ?
ここは悩み相談所じゃないんだけど」



ダブルジェラートを頼んだのに
俺のあまりの元気のなさに気遣ってか
灯夜さんがトリプルジェラートにして
俺に手渡してくれた。



「あ、ありがとうございます…」



どれもだいすきな味たち。
とってもおいしいのに
俺は笑顔になれなかった。



「相当深刻みたいだな。
中学生の悩みがどんなものかなんて
もう忘れちゃったけど。
気が向いたからきいてやる」



上からダル男。
だけどもう俺はこのひとが
優しいってことを充分知っている。



「ぎいでくだざいーーー」
「わ、なんなの気持ち悪い」



ガラにもなく今どきJCのような
泣きつき方をした俺に若干引きながらも
(俺自身ドン引き)
灯夜さんは俺の前に座った。