生まれ変わった僕は君の妹になった

カラカラになった喉から絞り出して
声を出す。
声がかすれた。
じゃあ、とあかりが続けた。



「どうしてこれが落ちていたの?
どうしてそんなものが
その箱の中に入っているの?」
「あかりと銀河さんの家に行ったとき
部屋で拾ったんだ」



嘘よ。



あかりの口が動く前に
自分でもその失敗に気づいてしまった。



「銀河は部屋に備え付けの引き出し、
鍵が必要な引き出しに
これを入れていた。
きっとそのチケットもそうよ」



きゅっと手の中のピアスを握りしめて
あかりが言う。



「私は」