生まれ変わった僕は君の妹になった

あかり、と呼ぼうとしたけれど
そんな声は出なくて
やっぱり泣き声だけが口から溢れ出た。
さすがにまだしゃべれないか。
体力回復させなくちゃ。



それにしても我ながらよく泣く。
こんなに泣いたのはいつぶりか。
まるで先月いとこが産んだ
赤ちゃんのような泣きっぷりだ。
あー腹へった。
それを言おうとしても叫ぶことしかできない。



なんか、へん。



そう思った瞬間ふわりと体が浮いた。
腕に包み込まれているような
今までに体験したことのない感覚。



やはり何かおかしいと思った刹那。
あかりの声で俺はすべてを理解した。