生まれ変わった僕は君の妹になった

目が覚めてから事態を把握するまでに
全く時間はかからなかった。
青ざめたあかりの顔とその手にあるもの
そして机に置いてある中身の見える箱。
それらを見れば一目瞭然だった。



なんて言えばいい?



銀河さんの家に行ったとき
取ってきちゃったんだ。



これが一番妥当?
大切な思い出を踏みにじられたようで
あかりは激怒するかもしれないけれど
これしか言えない、
これしか思い浮かばない。



「銀河さ「あなたはだれ?」



見たことのないあかりの表情。
聞いたことのないあかりの声。
有無を言わせないその雰囲気。



「何言ってるのあかり。
俺は、あおいだよ」