「裕…お前、泣けるのか…」

 驚いたように隆が呟いた。どういう意味かわからなかったけど、僕は泣きながら頷いた。こんな短い間に2回も泣くなんて、どうかしている。すると隆が顔からずれて落ちかけた僕のメガネを外した。

「くわえろ…早く!」
「もう嫌です…」
「早く!」

 頬を掴んで無理やり僕の口を開かせると、隆は僕の口に再び自分のモノを突き刺した。さっきと違って僕の口の中で激しく喉の奥まで何度も突き入れ始めた。

「ああ…いいよ…いい…裕…」

 涙と吐き気が止まらない。苦しくて隆のシャツの端を掴んだ。飲み込めなかった唾液が口の端から溢れる。

「良い…たまんねぇよ…裕…あああっ! 出るっ!!」

 僕の喉の奥で大量の精液が弾けた。一番奥まで亀頭が突き入れられ、精液を飲み込めなくて思わずむせた。

「ぐふっ…ぐほ…」
「ああ…いい…」

 その音を聞いて、隆は喘ぎながらまた口の中をペニスでかき回した。固いものはほとんど緩んでいなくて、興奮しきったまま僕の口の中で痙攣していた。