「んはあぁぁぁぁぁっ…!!」
「奥まで欲しいだろ」
「あっ、はぁっ、はぁっ! はあっっ!」

 肛門のあまりの圧迫感に、僕は陸に上がった魚みたいに口をパクパクしながら喘いでいた。

「なんでこんな感じちゃってんの? 奥まで欲しいかって聞いてんのに」

 そう言うと浅い所を太いペニスが短いストロークで抽挿し始めた。直腸の奥がさっきの指でまだ痺れていて、その感覚と肛門の小刻みな圧迫が重なっているのか、とてつもない性感のうねりが体中に広がっていく。耐え切れずはぁはぁ喘ぎながら幸村さんにしがみつくと、幸村さんがはあっと大きく喘いで僕の唇を唇で塞いだ。舌が入ってくる。僕の唇は喘いでいるので閉まらない。舌で口腔を掻き回されるクチュクチュという音と僕のだらしない喘ぎ声が重なると、幸村さんのペニスが直腸の中で膨張するのがわかった。幸村さんはクソっと呟くと急にその更に太くなったペニスをいきなり根本まで突き入れた。唐突な衝撃に、みぞおちを殴られたような声が出た。

「ぐはっ!」
「くそ……まだっ…早い…だ…ろ…!」

 焦って毒づきながらもピストンのように奥をえぐってくる。

「あっあっ…くっそぉ……だ…めだ……ぐはっ! い…いくっ」

 幸村さんが急にフィニッシュを迎えた。それでもまだ止まらないらしく、のけぞりながらまだ硬さのあるペニスで深く抉り続ける。そのうちに僕も奥の感覚がいっぱいいっぱいに膨れ上がり、出そうになった。

「ああああっ! でっ出るっ!!」

 思わずそう叫んだ途端に、幸村さんが僕の固くなった陰茎をギュッと握った。清水先生の家からずっと感じていた仄かな性感が溜めにタメられて、ここで一気に爆発した。

「イクぅぅぅっ!!」

 ビュクッ! ビュクッ! と、白濁した精液は幸村さんが奥をえぐり込むのに合わせるように、間欠泉みたいに何度も吹き出した。