取り敢えず危険ドラッグについての法律をきっちり押さえておいたほうがいい。堺教授からもらった意見書の資料の中にそんな項目もあるはずだった。
法律を確認してみると、「製造」「輸入」「販売」「授与」することを禁止していたが、最近は法制が厳しくなり、新たに「所持」「使用」「購入」「譲受け」も禁止され、罰則が設けられていた。最初からそうしておけば良かったのに。ということは、誰かが持っていることを知っていて届け出ないことに法規制はないと言えるだろう。これを罰則化したら、タレコミが減ってしまうし、相談もできなくなるだろう。その点は僕はまだこの件で刑法上の不利になることはないだろう。不意打ちで使用されちゃったりしなければ、だが。
Devotion&Triggerはいわゆるキメセク系のもののようだ。キメセクとは、「キメる=クスリが効いていて、きちんとエロくぶっ飛んでいる」状態での「セク=セックスやオナニー」ということらしい。こんなことをしてエロくなる必要があるとは、つくづくこの世の中は暇というか飢餓というか救われないものだ。
寺岡さんが僕が犯された時に薬物の使用を危惧していたが、ゲイの世界でも乱用されているという実体は、この司法の世界に関わってから実際に屍体や事件を通じて目にする。行きずりの男たちとやりまくってたど淫乱と言われている佐伯陸が薬物に手を出していてもおかしくはない。あのハイテンションとエキセントリックな振る舞いが、その影響だったりすることもあるのだろうか。それともその前から常用者なのか。少なくともあれがいまだに堂々と枕元においてある時点で、法律改正は知らないのか、それとも無視してるのか、事実は本人に訊かなければわからなかった。



