『いってきます。』


「はい。いってらっしゃいませ、凜お嬢様。」




ばあやはいつもわたしを見送ってくれる、

わたしが生まれるずっとずっと前からの

古い白滝家のメイドさん。




そして、わたしは白滝 凜。



今日はわたしにとって節目の日





そう、女子高校生になります!