頭の中に杏ちゃんが浮かんだ。


ドキッってする。


このこと、杏ちゃんに言うべきなのか、黙ってて、杏ちゃんを騙しつっけるのか。


私は、怖くなった。


私は、なにも言えないまま、3日がたった。


「こんどさ、あいつにメールして、優香の携帯で。」


「え?何で?」


「優香の携帯から、デブって送ったら、どうなるかな?めっちゃ面白いじゃん。ためそーよ。」


杏ちゃんは、すこしぽっちゃりしている。


自分でもダイエットしているみたいで、すごく努力してる。



身長も、154センチくらいで、背が高いとは言えない。


だけど、頭がよくて、すごく友達思いだと思う。



私にすごく優しくしてくれるし。



そんな優しい子にいじめを…?



私が…