「っ……///」



恥ずかしい……。

奏の部屋で寝るとか……


ありえないでしょ……。




奏はソファーから立ち上がり、

ベッドに入ってきた。




「ちょ、奏っ……」




こっち来ないでよ……。




「お前……マジ可愛い。」


「っえ……」


「今さら赤くなっちゃってさ。」


「だ、だって……」




心臓が……

鳴りやまない。




「髪……寝癖ついてる。」



奏の大きな手が優しく私の髪に触れた。



「っ……」



なんで……

そんなに優しく触れるの?



私の心臓は更に跳ね上がった。