今日は緊張してた学校だったし、 疲れたんだろーな。 こんなんじゃ明後日からのファミレスでのバイト大変だよ……。 早く慣れなきゃ……。 軽く奏の部屋の扉をノックし、 返事も待たずにドアを開けた。 「奏……」 「遅い。」 「…………」 ダメだ……。 眠っ…… 机の前の椅子に座っている奏の隣へ行き、 床にペタリと座り込んだ。