二人で朝ごはんを食べ、
食器を片付けにダイニングへ行くと、シェフの作ったお弁当も持たせてくれた。
お昼楽しみ……
「さくら、準備できてる?」
「うん。」
さくらも今日からまた保育園に通ってもらう。
「よし!じゃあ行こっか。」
「栞奈さま!」
家を出ようとすると、誰かに呼び止められた。
「森田さん?」
「学校へは車をお出ししますよ。」
く、車っっ!!
奏ってば、毎日車で来てたの?
ピカピカの車の中にはしれっとした顔で座る憎たらしい奏の姿が。
「でも保育園に行かないといけないので。
学校とは方向違うのでご迷惑です。」
「構いませんよ。車ですからそこまで時間も変わりません。」
森田さん……なんてお優しいの……!



