首にはさくらのネックレスを下げたまま。
"コンコンッ"
「はい」
中から声が聞こえたので、私は奏の部屋の中に入った。
「お待ちしておりました。」
「うん……」
もうすぐ……私の誕生日が終わる……。
「それ……」
「あ、これ?さくらからの誕生日プレゼント!可愛いでしょ。」
「はい。
しかし、被ってしまいましたね。」
「え……」
奏が営業スマイルで「こちらへ」と私を手招きした。
「何?」
「俺からのプレゼント。……です。」
だんだんキャラ崩れてるし!
おもしろくって少し笑いをこぼすと、奏も釣られて笑顔になった。



