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「……んなさま、栞奈さま。」
「んー……」
あれ……
森田さん……?
重たいまぶたを開ける。
「起きてください。」
目の前にはドアップの
奏。
「っきゃぁぁぁぁ!」
「うるさいです。」
「なんで勝手に入ってんのよ!」
「執事の務めですから。」
「執事?何言ってんの?」
「あなたが昨日おっしゃったことです。
今日は貴女の誕生日。
一日中お世話しますよ。」
奏の口許がニヤリと妖しくつり上がった。
そういえば……そんなこと言ったかも……。
そうだ!!
今日は奏をコキ使わないといけないんだった!!



