「な、何して……!!」 「ん?ほっぺだからいいだろ。」 「……っ……!!」 あ、あり得ない!! この変態男!! 「あ、唇じゃなかったから不満だった? 昨日もあんなに抱きついてきて、 ホントは襲って欲しかったわけか。」 「…………。」 顔が一気に熱くなっていく。 そう……だよね。 ベッドの上で…… 奏に抱きついちゃうなんて……。 警戒心ないにもほどがあるよね。 周りは相変わらず騒がしい中、 急に静かになった私を奏は不思議そうに見た。