【中央広場】


 「みんな!」

 幹生がみんなに言った。


 「どーした?なんかあったのか?」
 「それが…」
 「私たち…ここに閉じ込められたみたいな
  の…」
 『『『え!?』』』
 「それじゃあ俺ら…どーすればいいんだよ
  !?」
 「どーすればって言われても…」

 待った、確か…

 「愛理紗、ドアって鍵がかかってたんだよ
  ね?」
 「うん。鍵がかかってたの。」
 「だとすればこの洋館の中にドアの鍵が
  隠されてたりするんじゃない?」
 「そうか…そうだな。ここにこうしてずっと
  いるわけにも行かないし、みんなで
  探しに行こう!」
 「そーだね…ちょっと怖いけど、行こうか」
 「うん」


 そう、きっとこの洋館の中に鍵があるはず。
こうして私たちは洋館の中を探索しに行った。