あがっては消え、 あがっては消え。 こんなにも感動したのはいつ振りだろう。 きっと、隣に先輩がいるから。 こんなにも素直に感動できるのかもしれない。 好きな人と花火を見れるのがこんなに幸せだなんて。 きっと、先輩だったからこそなのかな。 「先輩。」 「うん?」