自由な明日へ





ドォォン…という轟音と共に廊下の壁に叩きつけられた結羅。




小さな呻き声と共に膝をつく兄を見て少し焦る。




「…やり過ぎた…?」



たっくんが血相を変えて結羅に駆け寄る。




「大丈夫か!?」





「…ちょっ、とは…手加減しろよ…っ」




良い音を響かせた割に元気そうだ。



「ごめん、手加減はしたつもりだったんだけど…」




と呟くと結羅とたっくんが物凄い勢いでこちらを見た。