その代り結羅は柏倉グループを継ぐ為、経営学の勉強やら作法やらを学んでいる。
結羅は普通に育ったが美羅は9歳の頃にフランスの大学を飛び級で卒業しており、高校に通わずとも良かったのだが、2人の父親である陽樹-はるき-さんの意向でここに通わせることになった。
陽樹さんは昔とは変わってしまった美羅を見て心を痛めている。
昔は無邪気に笑っていたのに今は作り笑いを貼り付けているだけ。本当に笑うのは気を許した奴のみ。
自分の父親にさえ、最近は笑みを見せないそう。
何が美羅をそこまで変えてしまったのか、それを知っている俺だからこそ任された今回の事。
俺自身が変えてやることは勿論出来ない。だから、同じように闇を抱えるあいつらに頼る。
俺のくそ可愛い後輩、楓馬15代目のあいつらに…。
