初恋。

「茉桜ー、ちょっとー」

「はーい」

「茉桜に紹介したい人がいるのよ」

「う、うん」

「入ってきてー」

ガチャ

「今日から、
一緒に住むことになった恵司君
覚えているでしょ?」

「うん」

ちょっと待って、
もしかして…

「あー!今日転校してきた!」

「お前、今日あいつとおったやつか!」

「えっ?!本当に恵ちゃん??」

「そおや、もしかしてお前茉桜か?」

「そおだよ?笑」

「うわーっ!懐かしいな笑
9年ぶりか~笑」

「もう、そんなになるのか~笑」

「恵ちゃんもなんか変わったよね笑」

「ほぉか?」

「うん、いろいろと」

「ほぉかな~?
あと、その恵ちゃんって
言うのやめてくれ、恥ずかしいわ」

「ごめん、恵ちゃん♪」

「われ!こらぁ!」

ハッハッハ

「まぁ、上がって」

「おばさん、今日からお世話になります」

「いや、いいのよ笑」

「あら、もうこんな時間!
ご飯作らないと」

「それやったら、俺手伝いますわ」

「ごめんね笑」

「いえ」