その時、平井隼斗《ヒライハヤト》先輩が近付いて来た。

平井先輩は亜希と付き合っていて、いつも一緒にいるのだ。

「亜希、ちょっと時間ある??翔平とこのチビスケも一緒に。」

チビスケ=小山千春
小山千春=チビスケ

「ぅん♪いいよぉ!」

「先パァイ、そのあだ名そろそろやめてくださいよぉ!!」

「じゃぁ行くか!!翔平ー!!行くぞぉ!!」

「もしも~し?」


「お前なぁ、俺やチビスケまで巻き沿いにすんなよなっ!!」

その時隣りから亜希が話しかけてきた。