「こっちこっち!」 そう言って、私の手を引く春くんは心なしか、 いつもより元気がない? そんなことを考えているうちに、裏庭に到着。 あれ?裏庭に着いたのに、どこまで行くのかな?手をひかれるがままに、 春くんに付いていった結果、 人目に付きにくい建物の壁に三方が囲まれている場所に来た。 こんなトコロあったんだ〜と思っていると、 春くんじゃない低くゴツい声の男の人がいた。