翌日からあたしは、凄く気持ちよく学校にこれた。

たくさん泣きすぎて目は真っ赤だった。

ちぃも真っ赤だった。


「ちぃ、おはよう」

「あっ亜果梨おはよう」

そう毎日言葉を交す。

「今日数学難しいらしね…」

「えっ…そうなのぉーー

ちぃ助けてぇ!」

「あはは!」

あたしは、数学が大の苦手でテストなんか…

50点取れるかも危うい


そして数学の時間。

全然わかんない…。

先生もみんなも何言ってんのって思った。

あまりにあたしには難しすぎあたしはいつの間にか…眠っていた。


「…崎…」

んっ…

「神崎!」

「はいっ!」

早川先生に頭を叩かれ起きた。

「お前今日居残りな!」

「えっええ…お願いします。勘弁してぇー」

「ばか!勘弁してやんねぇよ!」

結局あたしは居残りになってしまった。